昔ばなしとは何か?
講 師:小澤 俊夫(おざわ としお)
(小澤昔ばなし研究所所長・口承文芸学者・筑波大学名誉教授)
日 時:2011年3月18日(金)19時(開場18時30分)
場 所:名桜大学多目的ホール(裏面地図参照)
※入場無料
「白雪姫は3回死んだ!」グリム童話の研究で著名な小澤俊夫氏はこう語って聞き手を驚かせた。
昔ばなしが好きなあなたは、もうご存じかもしれませんが、グリム兄弟が聞き書きした話には、そうなっています。昔ばなしでは、3回、3人、3つというふうに「3」という数字がよく出てきます。なぜでしょうか?それは、ヨーロッパも日本も共通なのでしょうか?
グリム童話の研究を通じて「世界の民話」を研究した小澤俊夫氏が、「日本の昔話」「沖縄の伝承話」と比較しながら、わかりやすくお話します。
「昔ばなしとは何か?」そしてそれは、今を生きる私たちに何を伝えているのでしょうか?
小澤俊夫(おざわとしお)
1930年中国長春生まれ。
口承文芸学者。筑波大学名誉教授。
東北薬科大学を経て、日本女子大学教授、独マールブルク大学客員教授、筑波大学副学長、白百合女子大学教授を歴任。
国際口承文芸学会副会長及び日本口承文芸学会会長も務める。
グリム童話の研究から出発し、その後、日本の昔話の分析的研究を行い、昔話全般の研究を進めている。
1992年より全国各地で「昔ばなし大学」を開講、98年には「小澤昔ばなし研究所」を設立した。また、99年には季刊誌『子どもと昔話』を刊行し、昔話の研究と語りの現場を結びつけることに努めている。
NHK爆問学問「白雪姫は死ぬのがお好き?」(2010年10月5日放送)に出演。
後援(予定)/名桜大学・沖縄県子どもの本研究会・沖縄子どもの文化研究会・なご民話の会・読谷ゆうがおの会・名護市法人保育園連盟・名護博物館友の会・津嘉山酒屋保存の会・アウルズ言語学院・NPO法人沖縄県うちなぁぐち会・沖縄ハンズオンNPO・・・・・・
主催/NPO法人沖縄伝承話資料センター・名護博物館
NPO法人沖縄伝承話資料センター(098-890-2455fax兼)
名護博物館(0980-53-1342/fax53-1362)